【マツダ3で最も多い後悔ポイントは運転する際の視界の悪さです】
マツダ3は、デザイン、走行性能、静粛性、質感などで一新が図られた、マツダの新世代商品の第一弾となるモデルです。
モデル | 2019年5月~ |
新車価格 | 202万 ~ 398万円 |
燃費(JC08モード) | 16.6 ~ 18.1km/L |
燃費(WLTCモード) | 15.2 ~ 21.2km/L |
駆動方式 | FF/4WD |
乗車人数 | 5名 |
全長 | 4.46m |
車高 | 1.44m |
車幅 | 1.8m |
マツダ3は洗練されたデザインで高級感がある反面、同グレードの車種と比べると価格が若干高いので、いざ購入を検討すると悩みますよね。
この記事を読むことで、マツダ3の購入を検討している方にとって以下の悩みが解決されます。
- マツダ3を購入した人の実際の声を知りたい。
- マツダ3のデメリット・メリット両方知りたい。
- マツダ3の購入して後悔しないか確認したい。
是非、参考にしていただけると幸いです。
マツダ3の購入で後悔した7つの失敗例
車は大きな買い物ですので、買ってから後悔したくないですよね!
「マツダ3を買って後悔したポイントや失敗したと感じる」点について、よく声が上がっている7選をまとめてみました!
- 視界が悪く、運転しにくい
- 乗り心地が悪い
- 燃費が悪い
- 室内が狭い
- 荷台が狭く、荷物が乗らない
- 価格帯が高い
- パワー不足と感じる時がある
一つ一つ詳しく理由を解説します。
視界が悪く、運転しにくい
マツダ3を購入したユーザーの多くが、「視界が悪く運転しにくい」という感想を持っているようです。
高級感あるデザインがマツダ3の特徴ではありますが、その一方で、前方のボンネットが長いフォルムをしてるため、運転する際に前方の距離感が掴みにくい点が上げられています。
さらに、後方のリアウィンドウの視界も狭いため「バックしにくい」という意見が本当に多かったです。
後方のフォームが曲線的のため、「後方の視界が本当に見えない」「デザイン上仕方がないが、後方が絶望的に見えない」という声が多いです。
乗り心地が悪い
マツダ3は、スポーツカーを意識した走行性能に力を入れており、サスペンションに強いこだわりを持って設計されています。
具体的には「トーションビームアクスル」というタイプのサスペンションを選択しており、コーナリングの際のコントロール性能を高めているようです。
このサスペンションにより「足回りの硬さによるコーナリングの性能」を実現していますが、足回りが硬い分、振動をダイレクトに伝えてしまうデメリットがあります。
市内では凸凹の道も多いので、その「振動の伝わりに乗り心地が悪い」と感じるユーザが多いようです。
燃費が悪い
マツダ3の燃費のカタログ値は以下のとおりです。
【マツダ3(MAZDA3 FASTBACK)の燃費】
車種 | WLTCモード燃費(km/l) |
---|---|
15S(ガソリン) | 16.6 |
20S(ハイブリッド) | 15.9 ~ 17.5 |
X(ハイブリッド/ガソリン) | 16.7 ~ 17.7 |
XD(ディーゼル) | 20.0 ~ 21.2 |
【マツダ3(MAZDA3 SEDAN)の燃費】
車種 | WLTCモード燃費(km/L) |
---|---|
20S(ハイブリッド) | 16.7 |
XD(ディーゼル) | 21.5 |
実際に乗っている人の口コミを見ると、実燃費は10 ~ 17.1km/L程度で「思ったより良くなかった」という声が上がっていました。
マツダ3と同サイズ感の車種のカタログ値と比較してみましょう。
【トヨタ カローラスポーツ】
車種 | WLTCモード燃費(km/L) |
---|---|
ガソリン | 17.2 ~ 18.3 |
ハイブリッド | 27.2 ~ 30.0 |
【日産 ノート】
車種 | WLTCモード燃費(km/L) |
---|---|
ハイブリッド | 28.4 |
【トヨタ アクア】
車種 | WLTCモード燃費(km/L) |
---|---|
ハイブリッド | 33.6 |
【トヨタ ヤリス】
車種 | WLTCモード燃費(km/L) |
---|---|
ハイブリッド | 35.4 |
ノートやアクア・ヤリスについては、同程度のサイズということでマツダ3の対抗馬に上がる車種になります。
燃費に力を入れている車なので、マツダ3より燃費がいいのは当然といえば当然ですね。
比較対象の中で最もマツダ3とコンセプトが近いのは、カローラスポーツです。
カローラスポーツと比較しても、ガソリン/ハイブリット共にマツダ3よりも燃費はいいです。特にハイブリッドでの燃費の差は大きいですね。
こういった比較状況から燃費が悪いという印象が生まれているのかもしれません。
とはいえ、マツダ3では「i-stop(アイ・ストップ)」や「i-DM(インテリジェント・ドライブ・マスター)」を標準装備しているなど、燃費を向上すうよう工夫された仕組みが導入されています。
また、ディーデルエンジンを選んでいる方では、「ガソリン車と比べると燃費がいい」とメリットを感じている人もいるようです。
燃費に関しては「スポーツタイプの部類では良くも悪くもない。ただし、ハイブリットは他車種よりも低燃費」といったところです。。
室内が狭い
マツダ3は車高が低いスポーツタイプのボディータイプになっています。
そのため、若干室内が狭いという声が上がっています。
特に「後部座席のスペースが狭く、ファミリー向けには向かない」と言えるでしょう。
荷台が狭く、荷物が乗らない
これもスポーティーなデザインに起因しますが、マツダ3は荷台が狭いです。
車の外観に重きをおいた結果、マツダ3は先代のモデルよりも荷台のスペースが狭くなっているようです。
特に、荷台の横幅が狭いという意見が多く、「ゴルフバックが乗らなくて残念だった」という声も上がっています。
実際にご自身のご利用シーンで、どんな荷物を載せるのか、を意識して検討するといいですね。
価格帯が高い
マツダ3は「同クラスの他車種と比較すると価格が高い」という意見も多く上がっています。
実際に、マツダ3の同クラスの他車種との価格差についてまとめました。
車種 | 価格帯(万円) |
---|---|
マツダ3(ファストバック) | 218.1 ~ 362.1 |
マツダ3(セダン) | 259.4 ~ 325.9 |
カローラスポーツ | 210.6 ~ 268.9 |
スバル インプレッサ | 200.2 ~ 295.9 |
エントリーモデルの価格においても、マツダ3が最も高い結果となっています。
とはいえ、標準装備している機能には差があるため、費用対効果の面で結果が変わるということは十分に考えられす。
また、マツダ3ではガソリン・ハイブリッド・ディーゼルと3つのタイプがあり、選ぶタイプによって価格帯が大きく異なります。
燃費表で見てわかるように、ガソリンとディーゼルを比較しても5km/L程度しか差はありません。
ガソリン車であれば他社種との差もそもこまで大きくはないため、コストパフォーマンスを重視するのであれば、ガソリン車がおすすめと言えます。
パワー不足と感じる時がある
「マツダ3 ファストバックの15S」の場合の話ですが、ユーザーより「物足りなさを感じる」という声が上がっています。
15Sモデルに搭載されているエンジンが、同クラスの他社種と比較して、低い出力とトルクとなっていることに起因しているようです。
高速道路での追い越しや坂道での加速の際に、パワー不足を感じるとう報告が上がっています。
マツダ3ファストバックの15Sを選ぶ際は、市内向けであればいいですが、高速道路などパワーを必要とする道を走行予定の方は注意が必要です。
マツダ3の購入で満足しているポイントは?
高級感のあるデザイン
満足できるポイントでダントツに多かった意見が「デザインの良さ」です。
マツダ3の後悔ポイントで上がった視界の悪さや狭さなどの項目は、マツダ3のこだわり抜いたデザインに起因するものです。
🆕マツダ3いいぞ👊!!
— ダイごろう。 (@Daigoro07) June 25, 2023
ボディーカラーはマツダ3初採用のセラミックメタリック✨落ち着いたホワイト系で、マツダ3にもお似合い😳(CX30は設定ないかも?)
インテリアもVIEWボタンの位置変更。カメラの切替はマツコネのコマンダーで変更可能できる。エアコンのボタンの位置も変更もあり。
走行面も最高👍 pic.twitter.com/3AdfQ51PHi
マツダ3のインテリアほんと欧州車っぽい
— リツカ (@nankuru0315) June 21, 2019
そのまま突き進め pic.twitter.com/JGMUgRmW2D
新型マツダ3見てきた!
— うー電車 (@mokusorizm) January 13, 2019
エクステリアはもちろんだけどインテリアの質があがりまくってた•••
ホントにこれ300万ちょいで買えんの?! pic.twitter.com/qpt0LDmzko
これらに惹かれて、マツダ3を購入したという方は本当に多く、多少のデメリットには目をつむっても余りある満足感が、マツダ3のデザインにはあるようです。
中には、「駐車場で遠目から見た時の満足感が高い」といった声もあるほど。
足回りの固い走行感
マツダ3は「足回りの硬さからの乗り心地の悪さ」が後悔ポイントとして上がっていました。
しかし、一方で高速道路でのコーナリングの乗り心地については、「足回りの硬さから左右にブレることなすとてもスムーズに運転できる」という声が多くありました。
マツダ3は車高が低いため、空気抵抗が低く、さらに低重心のため、安定したハンドリング操作とコーナリング性能を実現しています。
スポーツカーのような走行性能に魅力を感じるのであれば、間違いなく満足できるポイントでしょう。
マツダ3でおすすめのオプションは?
マツダ3でつけた方がいいオプションてあるのかな?
バックが苦手な方だけでなく、前方の視界の確保の上で必須級のオプションが「360度ビューモニター」です!
360度ビューモニターはつけて後悔なし!
マツダ3は、前方・後方ともに視界が狭いです。
そのため運転に慣れていない方にとっては、障害物と車の距離感が掴みにくかったり、バックが難しいと感じることが多々あります。
そんな方にお勧めできるのが「360度ビューモニター」です。
バックでの駐車はもちろん、狭い路地から交差点に出る際の前方確認にもカメラが役立っているとの声が上がっていました。
より安心して運転したいという方にとっては、間違いなくお勧めできるオプションです。
マツダ3購入者による評判・口コミ9選
実際にマツダ3を買った人はどう感じているんだろう?
購入した方が感じてるメリット・デメリットにアンケートをとり、結果をまとめましたので、ぜひ参考にしてください!
- シンプルに乗りやすい
- 価格帯が高い
- マツダ3はマツダの美学を継承している無駄のないデザインで、インテリアもエクステリアも高級感があります。 操作性にも配慮が感じられ運転しやすく、乗り心地も快適です。 収納スペースも豊富なので、満足感があります。
- デメリットというほどではないですが、後方のの視界があまり良くない気がします。
- 海外在住なのですがもちろん日本車であるということです。日本車のブランド力は世界に誇れます。
- 価格帯が少々お高め
- 好みの分かれるデザインだと思いますが、自分には刺さりました。
- 高速道路では本当に快適そのもので、レーンキープ・クルーズコントロールともにちゃんと使えます。
- コーナリングが鋭く、ワインディングを走行しても楽しいです。
- 特になし
- マフラー音が純正からよい。
- バックする時が見づらい。
- ナビが使い慣れるまで使いづらい。
- スタイルがいい所です。
- 足回りが固めで、路面の凸凹からのショックが大きいと思った。
- 国産車なのに外車のようなクールなデザインとプラチナクオーツメタリックという他にはないカラー
- MTが選べたこと。
- 360度ビューモニターで駐車位置の確認がしやすい。
- 信号機がない交差点や駐車場から出る際に雪の壁で歩行者や車が見えない時に前方のカメラがかなり役に立っている。
- デザインを重視している分、目視で見える範囲が通常の車より狭く死角が多い。
- ディーゼルなので、ガソリン車に比べて好燃費
- 燃料が軽油なのでガソリンよりも安く、燃料代を抑えられること
- コンパクトカーとしてのボディサイズからくる制約もあり、後部座席のスペースはやや狭く感じることがあることです。
- コンパクトだけど高級感ある
- 少し幅が狭いので荷物が乗らない
マツダ3の後悔しない買い方!
口コミは参考になったけど、結局マツダ3は買って大丈夫なのかな?
調査結果から、「こんな人ならマツダ3を買っても後悔しない!」というポイントをまとめてみました。
- デザイン重視で多少の不便さは気にならない人
- 1人~2人で快適な走りを楽しみたい人
- 家族用の車とは別に嗜好品として欲しい人
- アクアやプリウス並みの高い燃費性能を求めていない人
- ゴルフに行かない人
燃費性能や利便性、運転のしやすさよりも、デザイン重視・走行性能重視の方であれば間違いなく満足できる車と言えるでしょう!
逆に以下に当てはまる人は、後悔する可能性もあるので要注意です!
- 運転に慣れておらず、視界が狭い車に不安を感じる方
- デザインに惹かれるけど、運転のしにくさや利便性の低さが気になっている方
- 3人以上の家族で乗ることを想定している方
- 高い燃費性能を求めている方
まとめ
以上、マツダ3に対する後悔ポイント・満足ポイントを実際の購入者の口コミも含めてご紹介させていただきました。
マツダ3は、ある意味で対象となるターゲットを絞っており、好き嫌いのはっきりする車と言えます。
今回ご紹介した後悔ポイント・満足ポイントも参考にしてもらい、実際に試乗してみることをお勧めします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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